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オーダーフレーム談義7 [自転車通勤]

111004_213939.JPGシートパイプ上部のブレーキワイヤーの内蔵工作。

インナーワイヤーだけ内蔵するような工作をすると、パイプの入り口のところで折れ曲がってしまう。たぶん、これを避けるためにアウターケーブルごと通すようにしたのだろう。

パイプの開口部から汗や雨水がアウターケーブル用のパイプに入りそうな気がするので、この出入り口の2カ所には防水のためのグリスが必須だろう。

そういえば、大瀧さんに作ってもらったのはこれで3台目だが、リヤブレーキのケーブル処理だけは3台とも異なっていた。

1台目はトップチューブ上部にアウター受けを2つ溶接し、その間はインナーワイヤーがアウターケーブルからむき出しになっていた。アウター受けのところに注油をして、ブレーキを何回か引けばオイルがアウターケーブルの内部に引き込まれていったのでメンテナンスも楽だったが、路面のあれで自転車がはねたときにワイヤーがパイプをたたいてカチカチ音がしたのが気に入らなかった。

2台目はトップチューブ上部にアウター受けを2つ溶接し、中間は細いパイプとしてトップチューブの中を通していた。これは余計な音がしなかったのだが、使っているうちに前の方のアウター受けのところでアウターケーブルが折れ曲がってしまった。この位置でインナーワイヤーがすり切れるほど手入れは悪くはないが、気持ちが悪いのは事実だ。

このあたりも雑談しながら伝えてあったので、今回はアウターケーブルごと通すような工作にしたと思われる。使い込むとどうなるのか楽しみだ。

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オーダーフレーム談義6 [自転車通勤]

111004_214000.JPGヘッド部とラグ。

僕がラグレスが嫌いなことと、「ラグレスは絶対に穴が開いているよ」と大瀧さんも話していたこともあり、ひげを短く加工したラグを使ってもらった。とはいっても、元々はひげの長いのが「ラグ」なのでどれだけ削ったのか想像できない。とりあえず、必要な長さはとってあるので強度上で不安なことはない。

ヘッド小物は「アヘッド用の種類が出ていない」ということでカンパのヘッドセットがついている。アヘッドタイプのものでレコードなのかコーラスなのかは不明。

ここに使用するスペーサーは、後日大瀧さんが作って送ってくれた。

写真のものは土田さんのところで「とりあえず」入れてくれたスペーサーとステム。自転車を組み立てるときに返却する。



アヘッドは、実用上ステムの交換が簡単で優れた仕組みだとは思っているが、クロモリの細いフレームに似合うステムがなかなかない。

問題点は2点。
1 地面と平行になるステムが少ない。(ない?)
2 太い。

1点目は、ステムの表裏を使い分けることで、フォークのコラムを短く切ってしまってもハンドルの上下がコントロールできる。確かに、この利点は理解する。

2点目はハンドルバーを4本のボルトで固定するために、ある程度の太さがどうしても出てしまう。アヘッド用の細いステムはクロモリのオーダー品で「高い。」


落ち着きどころは、安価なアルミのステム(安っぽいものを選ぶと土田さんに怒られるが)でハンドル位置を固めてしまって、あとはそのサイズで大瀧さんに作ってもらうしかなさそうだ。「合理性と美観」のバランスは悩ましいところだ。
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オーダーフレーム談義5 [自転車通勤]

111004_213725.JPGブレーキのアーチを下から見たところ。ブレーキ取り付け部の補強、シートステー側の補強、肉抜きなどは20年以上乗っており現在のロードと全く変わらない。必要な強度を出した上でできるだけスマートに仕上げたいという大瀧さんの気持ちが伝わる。

111004_213906.JPGこれが「コロンバス」のロードエンド。少し柔らかい(大瀧氏)とはいうものの、そののり味の違いがわかるだろうか?
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オーダーフレーム談義4 [自転車通勤]

111004_213647.JPG写真はハンガー部。フロントディレーラーの直付金具はコンパクト用の位置についている。

現在のロードは 52×40 だが、今回は 50×34 とした。ちなみに、フリーは 14―25 のじじい用の予定だ。学生の頃のキャンピング車みたいだ。

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オーダーフレーム談義3 [自転車通勤]

ちょっとスポ~ットライ~ト的で怪しいが、夜間の屋内撮影に加え、CATEYEのハイパワーなLEDライトをつかって照明を加えたせいだ。

111004_213616.JPGここがシート部。

シートステーは、最初は「巻きがいい」と伝えたのだが、「集合ステー得意なんだけど」と言われて、すぐに引っ込んだもの。集合ステーになっている。シートピンがシートステーに食い込んでおり、スマートでかっこいいが、見た目に不安だ。

最低限の補強はやってあるのだろうが。


フレームの黄色は、下地メッキがしてあり、単なる黄色よりは深みがある色合いに仕上がっている。

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オーダーフレーム談義2 [自転車通勤]

年も年なので、昔のような「速い」フレームは要求しなかった。「バネのようなパイプだよ」の一言で、パイプはイギリス、レイノルズ社の753に決定。フレームサイズを、ワンサイズ小さい570mmにして、あとは「おまかせ」。どうせ昔のように強くもないし、角度が何度とか、パイプ径がいくつなんて指定をしても、僕の方がセンスがないので、あとは大瀧さんの言うことを聞いた方が良い。

昔のようなスピードが出せないこと。
体重が重いこと。(正確に指定した)
下りが怖い

だけを伝えた。

たぶん、ハンガーは75mm程度下がっているだろうし、チェーンステーは黙っていても最短にしてくれるはずだ。その分、ホイルベースが若干長いかもしれない。

111004_213540.JPGこの写真は、ヘッドのラグを裏側から見たもの。パイプにあいた穴は、ブレークのアウターケーブルを通すものだろうか。後で確認しておかなければならない。

ラグの厚みは、よく見ると先端に向かって薄くなっている。パイプとパイプの接触部は厚さを残している。近くから見ると「美しい」

このフレームは、完成までにいろいろなことがあった。それを乗り越えて、「土田さんのところに持ち込むなら、気合いを入れて作るよ」という大瀧さんの言葉通り、細部からフレームビルダーの気持ちが感じられる。

ユーザーとしては、「乗ること」が最もビルダーの気持ちに応えることだと思う。
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オーダーフレーム談義1 [自転車通勤]

別にオーダーしなくても良いといえば良いのかもしれない。(う)を知る人はわかるが、身長が180を超える巨人故に市販車では体に合わない。スポーツ車に乗る人はよくわかるが、体に合わない自転車は「楽しくない」。

従って、初めて乗った本格的なサイクリング車は先輩のお下がりの東叡社の620mmのランドナー。さすがにこれは大きすぎて、それ以降580mmのフレームのオーダー車ばかり乗り継いできている。

大瀧さんとの関係の始まりは、大学の先輩の紹介。それ以来だから、もう30年になる。お互いに年は重ねているが、会って話すと時間が戻るようで楽しい。

「売り物」としたフレームの第2号が僕の初めてのロードだから、縁は深い。そのときに使った治具は、現在出入りしている「ツチダレーシングサイクル」のお父様から購入したとのことで、不思議な縁を感じる。
111004_213451.JPGさて、この写真はフォーククラウン回りの写真。「チネリのなで肩」のクラウンを「原型がわかんないくらい削っちゃった(本人談)」もの。

ラグのひげの厚さや長さを完全に調整して美しく仕上がっている。

肉抜き部分の青は大瀧さんの「遊び」だろうか。

弱い「おんちゃん」が乗るにはもったいない。
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やっと来た [自転車通勤]

111004_164825.JPGそういえば,
いつ頼んだのかも忘れてしまった。依頼してから2年だったと思う。大瀧さんのところに息子を連れて行ったが、その息子も足の大きさでは親父を追い越し、身長も180に届こうかと思われるくらい「おがった。」

その間に、持病が発覚し、(う)は横に「おがって」しまった。

ま、いいさ。


これから、のんびりと持病とのおつきあいを考えながら、体をしぼってゆくさ。

半年後、楽しく自転車が乗れるように!
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いよいよ新車登場 [自転車通勤]

だいぶ完成に近づいた写真が送られてきた。
CA4Y1F5W.jpg

ここに来るまでいろいろあったようだ。

ステンレスのパイプを銀ローでつないで作ったキャリアがバラバラになったとかで、銀ローを悩みはじめ(ステンレスがTig溶接が正しい。相当高熱をかけるようだ)、銀ローをもう1段階高価なものに交換してロー付けをやり直したとのことだ。

ロー付けについては、

・真鍮ローは高熱でパイプの性質が変わるからダメ
・レイノルズ社が銀ローを勧めているのであれば、銀ローでも大丈夫だと思う。
・心配なら、ラグにピンを打って(初期はそうしていた)

と伝えていたのだが、悩んだ結果、ロー材の交換としたらしい。


バネのようなパイプのロードバイクに、あんこ型の(う)では格好が悪いので、少し絞り込まねば。
スーツ屋さんからも笑われたし・・・・・m(ToT)m
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3本ローラーの汗対策 [自転車通勤]

3本ローラーに乗ると汗を大量にかく。正確にはローラー台一般に言える。そのための対策の商品も出回っているが、高価なのが気になって自分で工夫してみた。

101205_084958.JPGどうって事のないスポーツタオルを中央で2分割し、さらに中央に10cmほどのスリットを入れた。スポーツタオルはさんざん使ってウエスになる直前のもの。どうせウエスになるのなら、との思いで切り刻んでしまう。


101205_085144.JPGこれの真ん中のスリットがステムにつけたサイクルコンピュータに来るようにセットする。ハンドルバー側は、左右の端を三角に折りたたみ、バーの上部(カーブのあたり)を握ったときに手首に触れないようにして、物干し竿ようのRの大きい洗濯ばさみで固定する。トップチューブ側はキュッとチューブを巻いて、チューブの下で洗濯ばさみでとめる。ここには汗がたまる可能性があるので、100円ショップのステンレス製(ちょっとふにゃふにゃするが)の洗濯ばさみを使う。

(う)の場合ローラーには40分ほど乗るが、この季節でも15分を過ぎると汗が出始め、20分を過ぎるとポタポタたれ始める。これは、このタオルがほとんど受け止めてくれる。

40分後、ローラーから下りるときの顔中の汗をこのタオルで拭き取れば練習終了。

洗濯は、繊維がほつれてくるのでネットに入れて洗った方が良い。お金がかからないが優れものだ。
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