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「先生」を辞めた2-「非常勤講師」は難しい [教育一般]

前稿で「辞めた」学校は、開校時に力を尽くした学校である。最初の入試の前から準備に入り、進路指導部で入学してきた生徒を一生懸命指導し、難関大学を含め、一定数の進学に寄与し、ともに未来を切り開いてきた学校だ。

しかし、ここはすでに「後輩」の手に預けてしまった。当時の自分の気持ちを思い出すほど「手が出せない」状況に苦しんだ。本質はここにある。

「考えたってできないものはできない」のだ。

うまくいっていないわけではない。後輩の先生方も精いっぱい仕事している。すでに「預けた」僕が口を出すべきではない。

そう、転勤した段階で「終わった人」で「戻るべきではなかった」のである。ここには理解が及ばなかった。

今回の「敗因」はここにある。


頭を冷やしてみると、当時の「良い仕事をしよう」という気持ちは「講師」を受けた段階ですでに消え失せており、1時間○○円かの計算ばかりしていた。さらに後輩の仕事の様子を「当時の自分」と比べていた。そんな精神状態では「焦り」から気持ちが空回りして、きれいに「今の学校にフィット」することは難しかった。

反省である。

この先は「なにもしない」のが後輩のためになるだろう。学校は後輩に任せて自転車に乗ることにしよう。
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