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7月31日 [狭窄症手術]

7月31日 手術後2日目
電動靴下のリズムを聴き取る程度の頭脳は復活してくる。ボ~、ウツラウツラのリズムにもだいぶなれてくる。じっとしているのが一番の治療と決め込み、動かない。読書の気力はわかないのでTVを見て時間をつぶすことにする。

背中の「ドレン」から出てくる血の量が気になり始める。色はまだ赤い。総量で180ccを超えているだろうか。看護師さんは「少し収まりが悪いね」なんて話していた。「ま、開けたのはおとといだし~」と気にしない。4時間単位で体が楽になってゆく気がし始める。

昼頃、理学の先生が数回やってきて、「初回歩行の予定なので、先生が来てからやりたいんだけど」なんて話をしていたが、あきらめてリハビリのトレーニングを始める。今日はメニュー表付きだが、腰に力がかかりそうなものはパス。「左の方が筋力が弱い」と指摘される。

その後I先生がやってきてチューブを1本抜いてゆく。腰から入れた痛み止めのチューブだ。細いチューブなので抜かれた様子も感じられない。ウイスキー樽のような鎮痛剤一式を持って出ていった。これからの痛みにはロキソニン様だけが戦うことになる。

テレビもだいぶ飽きてきた。PCや読書をする元気も集中力もない。と思って妻に「ロボ文庫」から適当に漫画を持ってくるように依頼する。「宇宙兄弟」の1~15巻を紙袋に入れて持ってきた。「明日土曜日だからいっぱい持って行って」と言われたって。期待しないで少しずつ読んでいくことにする。併せて、J骨の2大巨頭の見舞いは遠慮する旨連絡してもらう。今来られたら傷口が開いてしまう。

検温などで看護師さんが来るたびに「しびれはないですか?」と聞いてゆく。手術当日、術後1日目は全く気にならなかったが、聞かれ続けるうちに気になり始める。それでも、冷温感は全くなくなく、左右均等で仰向けに寝ても苦痛はないので手術が失敗している不安はない。メスを入れた場所が足の内側の神経の出る場所なので、腫れに伴う圧迫があっても不思議ではない。

16:00頃ようやく先生がやってくる。理学療法専門の先生かと思いきや、日下部先生登場。これからお世話になる「歩行器」の初体験。2歩目で左膝の力が抜ける感触。それをK先生に伝えると、「膝に症状が出やすいところを手術しているからね」とのこと。そのうちに収まるだろうと、できるだけ歩行器を使って歩く決心を密かにする。この下心が看護師さんにばれたら大変だ。体から出した3本のチューブと2つの袋をぶら下げての歩行だ。知らない人が見たら痛々しいだろうな。やってる本人は日常生活復帰への一歩なので、希望とやる気に満ちているのに。

17:30頃教頭が突然の来室。ありがたいことだ。でも、起き上がって対応する元気はない。ベッドを半分ほど起こした状態で対応させてもらう。気持ちはよくわかるが、人は良いくても間が悪い人だ。

21:00眠る。眠るのが一番の仕事だ。22:00抗生剤の点滴で起こされる。でもこの点滴で抗生剤の点滴は終了。左手に入っていた点滴用の針も抜かれる。これが一番うっとうしかった。何かするたびに引っかけていたが、案の定、針を抜いた穴がきれいにはふさがるまでには時間がかかった。で、寝る。寝る。寝る。明け方、激痛に苦しむが痛み止めの注射には「男を見せた」

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